投資家のブランド効果

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ある投資家が、日本の場合は個人というよりもほとんどがあるベンチャー・キャピタル、もしくは優良企業が投資をすると、その企業価値は上がるという都市伝説級の話があります。どちらかといいますと、日本人ならではの心理なんですが、右倣え、といいますか、人気あるものに人気が集中する、みんながそうしているならば自分もそうする、という集団心理ですよ。自分では判断できないという。みんながいいといっているから自分もいいという。簡単に言えば自立してないんですな。

ですから、あのベンチャー・キャピタルが投資しているならば、きっと大丈夫なんだろうという横並び効果というのがあるんです。自分で判断して決めろよ、といいたいところなんですが、まだそこまで成熟していないんでしょうね。

自分で判断能力がない、失敗したときは自分のせいにしたくない。あるいはあのベンチャー・キャピタルが投資したところが失敗したのだから、仕方がないと思いたいというか、究極の他人依存型人種。そんなところで愚痴っても仕方がないですが、ただアメリカにもそういう傾向がないわけでもありません。いずれにしても、そういう集団心理を利用してやろうではありませんか。起業家諸君!

敵を倒すにゃ小兵は相手にせずに、本丸を落とせ。本丸を落としさえすれば小兵は自分につき従ってくるものです。

日本ではそれほど有名な個人投資家が育っていないことも事実です。有名な方はいらっしゃいますし、ご実績のある方もいらっしゃいますが、そうは言ってもまだ成功例が乏しく、小さいですので、ある方が投資していれば大丈夫とまで言い切れる人は多くありません。しかしそれでもあの方が投資しているのならば、まあ軽く投資しておくかと思ってくれる人もいるでしょうね。でもそれよりかは、芸能人が投資してます、の方が、効果があります。後はよくある詐欺話が、政治家、官僚が投資しているからいい案件ですという話。その会社で国から受注が得られそうな話をするわけです。国からとなれば、政治家や官僚が絡んでいれば、その受注が実現するから失敗はないと思いたい所なんですが、まあほとんど詐欺ですね。

とかく有名人が投資家になっているという話があったら、眉唾物と考えて、ド素人投資家は手を出さない方がいいでしょう。ということは、芸能人などの有名人を投資家にして、それで出資を仰ぐというのは、決して経済合理性のない話ではありません。怪しい詐欺セールスによく芸能人が広告塔として使われる、その投資版ですね。

あるベンチャー・キャピタルが出資しているから、上場企業が出資しているからというのは、芸能人や政治家を個人投資家とするよりは、まだ全然いいです。少なからず、経済合理性を考えて、企業や技術を評価しているわけですから。そういった投資家のブランド効果を用いるのも効果的な資本政策の一つと言えます。

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