ベンチャー企業なら避けられないリスクコントロール

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育った会社の安定度と比較すれば、ベンチャー企業はリスクの大きいといってよいでしょう。そんじょそこらの最初から中小狙いのビジネスと比較しても大きいといえます。だからベンチャーなのです。以前、ベンチャーはしかしながらアドベンチャー(冒険)ではない、と言っていた人がいます。どう転んでもリスクはゼロではありません。

また、起業家の故意や過失、怠けた結果で倒産したならば、自業自得といえますが、最大限に努力した結果うまくいかなかった場合に、起業家が悲惨な目に合うのでは、起業にチャレンジする意欲すら誰も起きなくなってしまいます。現実的には、残念ながらこのようなケースは少なくありません。過去の借金に引っ張られ、自由がきかなくなりますし、新しいことをしづらくなるのが現実です。

失敗したら失敗したで、確実に起業家やそれを共にしたメンバーの経験値や価値は上がっています。但し、銀行から借り入れをして事業に失敗すると、その返済に追われ、新規事業にお金を投下できず、さらには生活すら危ぶまれます。大半は起業家の落ち度でしょうけれども。だから日本では成功者が生まれづらいのです。何度もかんども転んでは起きることはできなくはないのです。問題はその負担です。その負担を背負ったまま挑戦し続けることは非常に困難ですし、誰しもそこまで精神的には強くありません。

もちろんそれほど問題はシンプルでもありません。ちゃらんぽらんな起業家をたくさん輩出して、出資者や融資者に迷惑をかける輩がはびこるのも困ります。本当に色々な起業家がいます。どう考えてもほらを吹いて資金を集め、ことごとく資金を使い切り、数多くの投資家や融資者に迷惑をかけ続けており、悪いうわさが消えたころにまた社会の表舞台に立つ奴。それまでずっと鳴りを潜めて生きているのです。

上記の奴はともかく、チャレンジ精神旺盛の人がいつでもやり直しのきく社会的制度でなくてはなりません。常に貸した金が返ってくるかだけしか考えておらず、起業家を信用せずに、いざというときにどう回収しようかをこそこそ探っている銀行員、投資であるにも関わらずに、失敗したベンチャーの経営者に対して、「土下座して謝れ」と言ってくるベンチャー・キャピタルの担当者。おいおい投資だよ、という突っ込みもしたくなるのですが、それは当事者でなければ言いやすいし、当事者でなければ言いにくいものです。売り言葉に買い言葉、逆切れにもなってしまいます。

本来ならば、起業家と投資家で「今回は失敗したけれど、また次に大きなことをして取り返そう!」と言い合える中ならいいのですが、少なくとも起業家の方からそれを口に出してはいけませんね。でもその投資家が組織的に動けるベンチャー・キャピタルという投資のプロ集団であれば、「次」につなげる関係を起業家にも求められる社会になると、明るい日本になりそうな気がします。理想論ではありますが。

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