事業計画書を書くべき本当の理由とは

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事業計画書は、当然のことながら、出資を受ける際に必要です。但し、プロトタイプが既に完成していて、誰もが欲しがっているサービスであれば、そのプロトタイプを使っただけで投資したいと思わせることはできるでしょう。

しかしながら、実際投資するときになって、さて、いくら投資して、投資家のところにいくら戻ってくるんだろうと納得してもらわなければなりませんから、やはり事業計画書は最低限必要になります。但し、その事業計画書の精度や完成度は別の話です。今までの経験則上、その事業の魅力とステージ次第ですが、自分が10%の出来と思っていても希望金額を出資してもらったケースもあれば、ほぼ完成に近い出来と思っていても投資してもらえなかったケースがあります。正直申し上げまして、ベンチャーキャピタルからの出資は、大学受験に近いものがあります。これだけやっておけば完全に大丈夫とかはありません。できる限り完全に近い準備をしておくこと、これ以外にはないのです。

大学受験と同様に併願も可能です。言葉は悪いですが滑り止めのためにも、複数の投資先に数多く当たりましょう。あと皆さんご経験があるかどうかわかりませんが、模試の点数が良くなかったのですが希望大学に受かってしまったとか、色々な大学を受験した結果、偏差値の低いところが落ちて、偏差値が高いところが受かったという方はいらっしゃいませんか。投資家からの出資も似たようなところがあります。

とはいうものの、全く試験勉強をせずにそれなりの大学に合格した人は誰もいないはずです。それと同じく、最低限必要な事業計画書を準備せずに投資家から出資を受けられてケースはありません。厳密に言いますと、裏口入学みたいなケースはないことはありませんが、それは相当強力なコネがある場合に限りますし、ご存知の通り、相当巨額なお金がかかります。投資金額の何割も持っていかれてしまうことにもなりかねません。おそらくその後の事業運営に差支えのあるくらいです。ですので、まともに商売をお考えの方は、正面突破が一番です。そのときのためにも、最低限投資家が知りたいことの書いてある事業計画書は必須なのです。

事業計画書の内容というよりも、事業の中身が一番大切です。事業計画書が立派だからと言って投資が確実になることはありません。但し、事業の立派度が多少落ちるものの、事業計画書の内容でリカバリーできたケースはあります。

事業の中身というもの、実はそれよりも起業家の魅力が非常に重要です。人でも第一印象が非常に重要ですよね。これは成功しそうな経営者だ、と思わせるためには、事業の内容とか、事業計画書のすばらしさとかだけでなく、起業家の天性の魅力も大切なのです。この天性の魅力はだれしも持っているわけではありませんし、その魅力を補完するためにも、事業の内容やそれを説明する事業計画書が優れている必要があるのです。

そもそも起業前に作った事業計画書通りに事業が進んだことなど聞いたこともありません。どこかの段階で必ずと言っていいほど事業計画書は修正されているのです。それが上方修正なのか、下方修正なのかはともかく。

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