IPO準備におけるコンプライアンスの構築

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最近、コンプライアンスが重要になってきています。IPO準備の際に留意すべき点を記載しておきましょう。

東京証券取引所の上場審査に関するガイドラインによりますと、有価証券上場規程の上場審査の項目として「企業のコーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の有効性」が審査され、この中で申請会社の企業グループが経営活動を行うにあたってのコンプライアンスの体制整備の状況が確認されます。

上場審査上は、まず申請会社の企業グループの経営活動に関係する法規制、監督官庁などによる行政指導の状況を確認され、そのうえで当該法令等を順守するための体制として、内部監査、監査役監査等の監査項目に経営活動に関する法規制等の項目が反映されているかどうかについて確認が行われることになります。

過去に法令違反をしている場合には、どれだけ改善されているか、二度と起こさないか等、組織の整備状況について慎重に確認が行われることになります。また、JASDAQの「上場審査基準取り扱い」でも同じように考えられています。

また、法令違反は以下のような個所を点検しておきましょう。
(a) 労務関係
上場間際は労働管理がおろそかになりがちです。

(b) 個人情報保護法
最大6か月以内に5,000件以上の個人情報を保有している場合、個人情報取り扱い業者として個人情報保護法が適用されます。

(c) 反社会的勢力との関係
株主の中、取引先の中にいないか、怪しい人とは付き合わないようにしましょう。

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