株価評価

オーバーアロットメントによる売出し

有価証券の公募・売り出しにおいて、全体の公募・売り出し予定株数を全て販売することを決定するのではなく、引受証券会社が投資家の需要動向を見ながら、一部を追加的に売り出すことをオーバーアロットメントによる売出しといいます。

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企業評価は時価総額で見よ

資本政策には、上場までに調達すべき資金量が記載されています。初期投資がほとんど必要ないビジネスモデルもありますが、おそらく数千万円しか集めずに上場できたケースはないでしょう。少なくとも数億円は出資してもらっているはずです。

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企業価値は何で決まる

企業価値評価はDCF法で決まります(マーケット・アプローチ等他の方法もありますし、インカム・アプローチにはDCF法以外にも色々な方法があります)。しかしながら、いくらで株が売れるかについては、DCF法で株価を決めてもその株価で確実に取引されるわけではありません。あくまでも参考値にすぎません。

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裁判事例における公正価格

会社法上の反対株主による株式買取請求では、反対株主は企業に「公正な価格」で株式を買い取らせることができます。そして株式の価格について、当事者同士で話がまとまらない場合には、最終的には裁判所が当該株式の公正な価格を判断することになります。しかしながら会社法上で公正な価格が決まっているわけではありませんので、色々な証拠から裁判所で決定せざるを得ません。

公正な価格について、解釈上の論点は以下の二つです。

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裁判での評価

裁判において、株価評価が扱われる場合があります。会社情報、株価評価がどのような場面で登場するか、公認会計士協会の企業価値評価ガイドラインの表をピックアップしてみていきましょう。

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