株主総会運営における注意点

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株主総会を運営する際に注意すべきこととは以下のようなものが上げられるでしょう。

(a) 開催日時、場所
従来は、集中日(決算日の3か月後の月末の前日)に実施する会社が多かったのですが、最近では株主の都合を考えて、分散化して開催する会社が増えています。複数の株を持っていらっしゃる人もいますし、どちらも出てみたいと思うことも少なくないですからね。面白い総会も増えてきています。そのため、週末開催や夕方からの開催等多数の株主の来場が可能になるように配慮する会社が増えています。場所も交通の便の良い場所を検討するべきでしょう。

(b) シナリオの作成、リハーサルの実施
会をスムーズに行い、また適法に行うためには予めシナリオを作成し、これに沿って総会を運営することが必要です。リハーサルも複数行うと良いでしょう。また、想定問答集を作成し、業績動向、経営課題、株価や配当、会社固有の事象等トピックが何かを検討しましょう。まあ、その株主の質問に総会内で答えなければならないわけでもありません。思い付きでの発言はやめましょう。総会終了後、調査を行って、速やかにご通知申し上げるでもいいのです。

(c) わかりやすい説明と開かれた株主総会
図やグラフを用いたり、ナレーションを利用してわかりやすい説明を行う会社が増えています。そして、株主の事前検討時間の確保のために、招集通知の前倒して発送を行う会社も多くなっています。さらに、株主との交流や、多様な意見の収集を行う目的で、株主総会後に懇親会を実施する会社もあります。

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