資金調達

野生の勘も大切ですが、事業計画、そして対応力が重要

繰り返しになりますが、投資家はあなたに自分の財産を投資した後で、会社が様々な危機的状況に陥ったときにどう対応するのだろう、というところを見ています。「オレのイケてるビジネスに金出してくれよ、儲けさせてやるよ」というフィーリングで投資をすることはほとんどありません。

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事業計画書における予想損益計算書の作り方

事業計画書において、野球チームの4番に当たるのが、収支表です。いわゆる損益計算書の数年分を意味していますが、収支表があり、そこから投資家へどれくらい返せるのかが初めてイメージできるようになります。事業計画書のその他の記載事項は、この収支の達成が実現可能性が高いのかを示す根拠を書けばよいことになります。

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事業計画書はワード、パワポのどちらで作ると良い?

営業をしたことのある人ならばわかると思いますが、そもそもお客さまにモノやサービスを売るときには、お客さまが欲しいものか、今は欲しいと思っていなくても欲しいと思わせられれば売れるはずなのです。それがどうして事業計画書になると、自分が売りたいものを、お客さまが欲しいと思わないのに買ってくれとなってしまうのか不思議でなりません。

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事業計画書のテンプレートを探しているようではダメ

ベンチャーキャピタルから投資を受けられるための事業計画書のサンプルをくださいと、投資を受けたい起業家からよく言われます。しかしながら、投資を受けられたサンプルを渡して同じように書いたからと言っても、必ずしもあなたが投資を受けられるとは限りません。

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エンジェルとベンチャー・キャピタルの決定的な違いとは

さて、ベンチャーキャピタルにもシード期やスタートアップ期にお金を投じるところもありますが、それをクラシック・ベンチャーキャピタルと言います。それと異なり、レイター期(上場直前)に投資をするのをマーチャント・ベンチャーキャピタルと言って区別しています。まずその違いを確かめることの方が先です。いわゆるベンチャーキャピタルごとの投資スタンスを知っておくということです。

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ベンチャーキャピタルとの良好な関係の築き方

ベンチャーキャピタルはベンチャー企業相手のプロの投資家です。そのため、少なからず経済合理的に行動する投資家です。起業後すぐにベンチャーキャピタルに話を持っていきたがる人も多いのですが、ベンチャーキャピタルの多くが起業後数年たってある程度軌道に乗ってからでないと出資してくれないところばかりです。

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