事業計画書において、野球チームの4番に当たるのが、収支表です。いわゆる損益計算書の数年分を意味していますが、収支表があり、そこから投資家へどれくらい返せるのかが初めてイメージできるようになります。事業計画書のその他の記載事項は、この収支の達成が実現可能性が高いのかを示す根拠を書けばよいことになります。
続きを読む事業計画書の全体像とはどうあるべきか
事業計画書はお客さまである投資家に対して、投資すればこれだけお返しができることを示した資料であり、その根拠の書いた資料であるわけですが、全体的な構成は次のようになります。
続きを読む事業計画書はワード、パワポのどちらで作ると良い?
営業をしたことのある人ならばわかると思いますが、そもそもお客さまにモノやサービスを売るときには、お客さまが欲しいものか、今は欲しいと思っていなくても欲しいと思わせられれば売れるはずなのです。それがどうして事業計画書になると、自分が売りたいものを、お客さまが欲しいと思わないのに買ってくれとなってしまうのか不思議でなりません。
続きを読む事業計画書に書かなければならない3つのこと
事業計画書に決まった書式はないと申し上げましたが、最低限書いてないと困ることがあります。そして何も参考にするものがなくて適当に作るよりは、何かあった方が良いこともまた事実です。
続きを読む事業計画書のテンプレートを探しているようではダメ
ベンチャーキャピタルから投資を受けられるための事業計画書のサンプルをくださいと、投資を受けたい起業家からよく言われます。しかしながら、投資を受けられたサンプルを渡して同じように書いたからと言っても、必ずしもあなたが投資を受けられるとは限りません。
続きを読む事業計画と立てると、資金調達以外には何に役に立つのか。
先日、日本では社長は辞めづらいという話をしました。ここをもう少し深堀してみましょう。日本では技術やコンセプト、アイデアに優れている人がいて、こういうひとが起業したい場合には、どう考えていても技術のところだけ関わっていたいと思ったところで、社長をやらざるを得なくなります。起業したいんだから、当たり前だろ、の一言で終了です。これが社会的にプラスかと考えるとそうは思いません。
続きを読む起業家には起業責任というのがある。始めたからにはやり切れ。
資金を集めて終わりにしないためにも、数字に落とすことがまずは大切になります。投資家はEXITによるキャピタルゲインを求めています。キャピタルゲインを出すためには、基本的には投資をした事業がキャッシュを生むことが必要になります。
続きを読むビジネスの設計図だと思って事業計画書を書け
起業家の魅力を短期間で伝えられるものでもなく、投資家全員がその魅力を理解できるかどうかもわかりません。さらに言えばだれの目にも成功が明らかな新製品や新サービスというのも中々ありません。
続きを読む資金難に陥った時にこの経営者はどうするのかを投資家は見ている
実績のある投資家の方々も、計画が思い通りにいくことはみたことがなく、人を見て投資をしているというふうに仰っています。そもそも画期的なことで、今までに見たことのない事業であれば、計画通りに行く方が不思議です。むしろ粉飾を疑った方がいいです。
続きを読む事業計画書を書くべき本当の理由とは
事業計画書は、当然のことながら、出資を受ける際に必要です。但し、プロトタイプが既に完成していて、誰もが欲しがっているサービスであれば、そのプロトタイプを使っただけで投資したいと思わせることはできるでしょう。
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